（3,100）女子高生の自殺

　昨日の昼に、何気なくmixiニュースを見ていたら、このようなニュースがありました。ニュースソースは、mixiが見られないと、どうしようもないので、報知新聞の記事をリンクとして掲載しておきます。

　　　http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090617-OHT1T00166.htm

　個人的には実家からも非常に近い学校だし、制服がすごくかわいくて、ついつい、うちの看板娘の、しーちゃん＆百合佳さんのお姉さまコンビに着せてしまったり…というような学校なのですが…まさかそんなところから、生徒さんが自殺してしまうとは、正直驚きました。


　自殺として事件を取り扱っているのですが、進学で悩んでいたというように報道されていますが、進学で悩みを抱えることは誰だってあると思うのです。大学進学も、これから先の人生で起こりうる関門でもあり、いずれにせよ、そのような壁を乗り越えてきて、皆生きてきている訳だし、進学を苦にして、自らの命を落としてしまうのは、ちょっと違うんじゃないのかと思っています。それだけのことで、人生を捨てるなら、出来る限りの可能性をすべて試して全うして、自分に出来ることをやってからのほうがまだましです。ですが、死を選択することは、取り返しのつかない重大な過失であることは言うまでもありません。

　いろんな事情が背景にあるのかもしれませんが、特進クラスのように勉強漬けのクラスで、自分の趣味の時間や少々の遊びの時間すら許されず、クソほど勉強に明け暮れて、それでも志願しても経済的な理由や、レベルなどの問題で志願先を決められなかったり、場合に寄っては自分の意思に反して（学校の面目なんかもあるのでしょうか？）、志願している学校に受けさせてもらえなかったり…。大学進学とはいえ、いろんな諸事情を抱えてしまうと言うのは、しょうがないものですが……。

　でも、それだけの苦で、死を選択するのは、やっぱり重大な過失だと思うのです。それらを乗り越えたときの快感や達成感があればあるほど、人間は成長するものだと思います。彼女にはそれが足りなかったか、どうしても楽になりたかったのか…。現実逃避したい事象が山のようにあれど、生きているだけで楽しいことや悦びのほうが多いだろうに…。基本的に、辛い過去は忘れるように人間は出来ているものですから…。


　しかしながら、私、個人の場合は、大学院生の身分に預かっていますが、大学進学も悩むことなくすんなりと進学できたので、これを苦にして自殺するというのが、よくわかりません…。ただ悩みが深刻で辛かったんだろうな…という程度なのですが…。

　初めから受ける大学は、実家から近くで国立大学で土木工学科がある大学で、鳥取大学と金沢大学と絞っていたので、進学先で悩むことは無かったし、勉強漬けというほどでもなかった（うちの高校が酷い学校でしたから…（汗））ので、マイペースで勉強できてたし、推薦入試という頼みの綱を掴んでいたことをあって、センターを受けずして国立大学の学生になれたのですが……その分、1年留年して卒業という残念な結果になってしまったのですが…。いずれにせよ、大学に入るだけがゴールじゃないので、そんなところで悩んでいても、ちっぽけなことですよ…。


　この女子高生に限らず、悩みを抱えて自殺してしまう世の中って、やっぱり荒んでしまっているような気がします…。少なくともこういうことが日常的に起きていることが当然のこととなるのが、恐ろしいものです。悩みや辛みに折れないだけの心の持ちようが、必要なんでしょうか…？

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