忘れな草日記3
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(3,790)俺はどこか狂っているのかもしれない
俺はどこか狂っているのかもしれない
かなりまともと思われているかもしれない
だけど常識人で終わるはずなんてない
つまり今は今だと逃げちまうしかない
安全地帯の楽曲の中では、いちばんの衝撃作と思う一曲が、Youtubeの動画でも貼り付けてある、「俺はどこか狂っているのかもしれない」。この楽曲と「SEK'K'EN=GO」(世間はゴー)のセットで、最強にして最凶の問題作とも言われる楽曲。1991年のアルバム「安全地帯8 -太陽-」の5曲目、6曲目にあたります。
ちなみに、「安全地帯8」のアルバムの曲順で、この楽曲の前の楽曲が、「いつも君のそばに」。ものすごく元気になれるいいバラードの次の楽曲にこんなのがくるというこの落差もは凄いものです。右斜め上を行く変貌ぶりというか…。
実際に僕も「安全地帯8」というアルバムは、鳥取に来てから初めて触れた盤で、絶版で何処にもないものと思っていたら、さすが鳥取には古い盤がたくさんわんさかと残っているもので、そのときに聴いたものです。2004年のこと。
それまでは安全地帯というと、「碧い瞳のエリス」や「月に濡れたふたり」のようなスローなものから、「じれったい」や「プルシアンブルーの肖像」のような情熱系のものまで、バラードを聴かせるスーパーバンドの印象が強かっただけに、ここまで社会風刺を、面白おかしく、そして今までになかった荒療治というのに正直戸惑いました。
この2枚前のアルバム「安全地帯6 -月に濡れたふたり-」のなかで、「Shade Mind」というアフリカの不幸な情勢を歌った楽曲が出てきたあたりから、何かがおかしい…というのを感じて、続く「安全地帯7 -夢の都-」で「Lonely Far」というベルリンの壁を匂わせる、どこか危険な香りのする楽曲が多かったのも事実。王道的な安全地帯のイメージが崩れてくる予兆のようなものがあったのかもしれません。
ですが、楽曲に対してはまじめに真剣に作って、発表しているのはしっかりと伝わってきます。楽曲に対してはいくら遊び心があって衝撃作ともなるのはわかるにしても、悪ふざけでファンを怒らせるような楽曲の披露の仕方は今までなかったはず。「俺はどこか狂っているのかもしれない」を初めて聴いたときの僕は、「すげえ楽曲だな…」とは思って戸惑いはしたものの、悪ふさげというのは感じられなかったし、これはこれでいいんじゃないの? とも思ったほど。
安全地帯のコンサートにも、いずれは行きたいとも思っていて、本当なら、6日、7日のどちらかの大阪公演(グランキューブ)に行きたかったのですが、研究室旅行がバッティングしてしまったので、諦めたのですが、7日の公演のようなことになった場合は、僕も正直がっかりしてしまうと思います。安全地帯のコンサートであって、必ずしも、玉置浩二のソロコンサートではない訳で…。
何度も過去にも書いているように、安全地帯の玉置浩二であって、ソロになってしまっては正直興味はほとんどないです。バックの4人があってこそ玉置浩二が立つ訳ですから…。
また、今度いずれ、安全地帯が活動している間に、最低1回はコンサートにも行きたいものですね…。7日の公演のような惨劇でないコンサートであってほしいものですが…。
(3,682)心の切り絵 -村下孝蔵さんの命日-
今年も6月24日が巡って来ました。その今日は村下孝蔵さんの命日でもあり、日記でも毎年、何らかの形で彼の楽曲のお話は書いて来ましたが、今年は命日の今日だけに限ってですが、例年通り、村下さんのお話を書かせてください。
1999年に逝去されてから、今年でもう11年になります…。僕は彼の死後、ちょうど3回忌を迎えたころに、当時よくラジオを聴いていて、土曜日の毎日放送(MBS)ラジオのリクエスト番組で流れてきた「踊り子」がきっかけで、村下さんの楽曲にのめりこむように聞き入ることになりました。そのためにリアルタイムでコンサートや新譜に触れたことがなく、毎年命日のこの時期が来ると、そういう寂しさを感じてしまいます。
今年は、今のところはオメガトライブを聴いていることが多かったので、村下さんの楽曲はしばらく離れていたのですが、今日一日は、朝からずっと村下さんの楽曲を聴いています。飽きもせず、懲りもせず…。
ただ、毎年この時期になると、広島の中国放送(RCC)で放送されている村下さんの追悼のラジオ特番が組まれるのですが、今年もいつの間にか放送が終ってしまっていて、聴けなかったことに後悔しています。広島から鳥取とそんなに距離は離れていないのに、電波が山で遮られていてものすごく聴き取り難いのですが、少しでも聴けたら…と思っていたのですが…残念です。
例年は1週間にわたって、特集記事を組んで、楽曲を紹介してきたのですが、今年は、ヒット曲のメドレーという形で、「心の切り絵」という5曲のメドレーをご紹介したいと思います。
「少女」「初恋」「踊り子」「夢のつづき」「ゆうこ」「初恋」の5曲の連歌になっているのですが、メドレーのタイトルになっているようにこの楽曲群は、いずれもシングルジャケットが「切り絵」で作られています。村上保さんの切り絵とのコラボは、これだけに留まらず、ベスト盤の「歌人」「歌人II」、そして遺作となった「同窓会」など、村下さんの楽曲では多く見かけることの出来るものです。
村下さんといえば、「初恋」「踊り子」が群を抜いて、よく知られている楽曲と思います。とりわけ「初恋」はその後の多くのアーティストにカバーされるようにもなりました。個人的にはカバーされたものよりも、村下さんオリジナルのものがベストなのは言うまでもないのですが…。
メドレーの最後の「初恋」のコーラスは、1999年の七夕コンサートになるはずだった渋谷公会堂でのお別れの会のときに、全員で合唱したものが一緒にメロディにのせられています。楽曲中のコーラスも、彼の死後に、CDとして世に出る直前に万感の思いで、長年にわたってコーラスを担当してきた町支さんによって吹き込まれた7分49秒に及ぶメドレーです。
僕もこの最後の「初恋」を聴いていると、非常に胸から離れない切なさのようなものを感じます。どれだけこの楽曲が愛されていたかが、切にわかる気がします…。
ここ最近は、村下さんの楽曲を聴くことが少なかっただけに、毎年訪れる、命日のときには、やっぱり彼の楽曲を聴きたくなるものです。来年は、いつのまにやらもう十三回忌……。時の流れは徒に過ぎていくのが切ないです…。
(1,309文字/書き下ろし)
(3,626)オメガトライブ
しばらくの間、1986オメガトライブのアルバム「Navigator」を、「君は1000%」を中心に聴いていたのですが、湖山から少し離れて、安長のほうに、オメガトライブのベスト盤がレンタルで見つけたので、週明けからそちらの盤にシフトしています。
1991年の解散時にリリースした「Good-bye Omegatribe」。2枚組のアルバム。「杉山清貴&オメガトライブ」から「1986オメガトライブ」を経て、「カルロス・トシキ&オメガトライブ」に至る、オメガトライブの総ざらえベスト。何処かにあるだろうと思っていましたが、意外とあっさり見つかってしまいました。これがきっと尼崎周辺で探したら、見つからないでしょうね…。鳥取だからこそ見つかるのが旧盤のいいところ。
個人的には、「オメガトライブ」というと、カルロス・トシキがボーカルとなった「1986-」以降の印象が強く、正直なところ「杉山清貴&-」のころは影が薄い印象があったのですが、よくよく思い出してみると、「ふたりの夏物語」という名曲があるではないですか…。
Youtubeの動画でも、杉山清貴のボーカルの方が好きだったというコメントがいくつか見られたりもしますが、私もちゃんと聴いてみると、ボーカルとしては、杉山のほうがタイプだと感じています。現在は母国のブラジルに戻っているカルロスのボーカルも爽快さがなかなか耳に残っているのも確か。リアルタイムの世代ではないために、その当時が今の年齢であれば…(時間軸を20年巻戻せたら…)とつくづく思います。
こうして、自分の中で次々にヒットする楽曲は、時間軸を20年ほど巻戻すと、ちょうどいい世代になるものばかりですね…。最新の楽曲になればなるほど耳にしなくなるというか、個人的には相容れないものがあるというか…。
杉山清貴&オメガトライブといえば、この2曲を…。
▼「ふたりの夏物語」
▼「君のハートはマリンブルー」(貴重なPVがありました)
カルロス・トシキ&オメガトライブからこれを…。
▼「アクアマリンのままでいて」
1986オメガトライブのころは、最近も載せましたが…
▼「君は1000%」
「井上陽水」→「中島みゆき」→「村下孝蔵」→「安全地帯」→「来生たかお」と来て、久しぶりのヒットが、「オメガトライブ」というのも、どう見ても2010年に生きる、20代中盤の野郎だとは思われないでしょうね…。
(989文字/mixi日記「(1,261)オメガトライブ(2010/05/18)」
(3,615)安全地帯XI -またね…-
昨日の朝のスパモニだったか、トップで玉置さんの熱愛話が出てましたね…。石原真理子と破局して、安全地帯として完全復活した矢先にこういうスクープということで、正直「ああ、またか」と…。
こういうスクープが無くとも、今月末に私自身も待ち望んでいた、ニューアルバムが出ることを知っていて、この話を書こうとしていたのですが、まさかこういう話が飛び込んでくるとは…。でも、冷静になって2,3日経ってみると、「新アルバムを売り込むための虚構」のようにも見えてくる気がして来ます。安全地帯のアルバムの出し方って、だいたい普通じゃないですし…。
「碧い瞳のエリス」「悲しみにさよなら」が大ヒットしすぎたせいで、ありえないボリュームのアルバムを作ろうとして、1986年の「安全地帯Ⅴ」はLP盤3枚組み、CDでも2枚組みのオリジナル盤を出しました。
洗練されたバラードがすごく魅力だったはずの安全地帯が突然方針を転換して、社会風刺を強烈に歌うようになって、どん引きした「安全地帯Ⅶ -夢の都-」「安全地帯Ⅷ -太陽-」。「夢の都」はまだいい楽曲も多いのですが、「太陽」は強烈すぎます。そしてその後、突然の活動休止…。基本的に、アルバムが出るときには、普通にアルバムは出ない…。
そして、安全地帯が完全復活と謳って、リリースする11枚目のアルバム「安全地帯XI -またね…-」。辛うじて夢の再結成を遂げた2002年からの2年間をリアルタイムで安全地帯を聴いてたころから、7年。先行して出ていたシングル「蒼いバラ」「オレンジ」の2枚も含めて、かつてのスーパーバンド時代の雰囲気をそのままにした楽曲が多いのもあって、すごく楽しみにしています。
安全地帯については、デビューアルバム「安全地帯Ⅰ -Remember to Remember-」から夢の再結成でリリースした「安全地帯Ⅹ -雨のち晴れ-」までの10枚のアルバムを全部、盤はありませんが楽曲はあります。その他「アナザーコレクション」他、安全地帯はほぼコンプリートしています。その上で11枚目の最新盤ということで、今回のは、既に予約済みでリリース当日には手に入れるようにしています。
個人的には、安全地帯といえば、「碧い瞳のエリス」が抜群にベスト(※Canvas2のエリスに出会う前から好きだった楽曲) です。この楽曲をきっかけにして、安全地帯はベスト盤から入って、たまたま鳥取に移住してみれば、10枚のオリジナル盤がレンタル盤とはいえ、全部揃っているのを順番に全部耳にし、大学入ったころはよく聴いてましたねー。そのときは未だCDウォークマンだったもので、CDにコピーして聴いてたんだよな…。
ちなみに、うちの「トワイライト・ゾーン」の本のタイトルに、発行した順番にローマ数字で番号がふられて、サブタイトルがつくというのは、この安全地帯のアルバムに准えたものです。その中でも、
「トワイライト・ゾーンⅥ -いつも君のそばに-」
「トワイライト・ゾーンⅦ -夢の都-」
は、安全地帯の楽曲から取ったものです。「いつも君のそばに」は上杉さんとの競作で、互いに安全地帯を好きで聴いていたので、私から提案したもの。「夢の都」は、たまたま、安全地帯も7枚目のアルバムが「夢の都」だったのと、コスカで発行するメイドさん本だったので、安直に「夢の都」にしたものでした。
それが、安全地帯が11枚目のアルバムをリリースころには、トワイライト・ゾーンでは11冊目の本(「トワイライト・ゾーンXI -遊歩道-」)を発行しているという…。偶然とはいえ、素晴らしいことです。
逸脱しましたが、玉置浩二の結婚話でワイドショウも騒いでいる最中、7年ぶりに出る、安全地帯の新たなアルバムにすごく期待を寄せています。今回こそずばり聴きたい安全地帯のアルバムとなりますよう…。
(1,708文字/mix日記「(1,257)安全地帯XI-またね…-(2010/05/10)」)
(3,613)1986オメガトライブ
先の連休終盤から、EP盤を見つけて思い出したかのように、CDを探して聴いている楽曲。
ボイスでもちまちまと書いてたりもするのですが、「君は1000%」。1986オメガトライブのデビューシングルともなった楽曲。この楽曲以前に、杉山清貴と組んで、「杉山清貴とオメガトライブ」というのもありましたが、「1986オメガトライブ」となってからは、カルロス・トシキがボーカルとなって、再デビューしたといった方が正しいのかもしれません。
しかしながら、今まで「1986オメガドライブ」だと思っていた私…。アルファベット表記を見て、初めて「オメガトライブ(Omega Tribe)」だったことに気づいてしまったり…。思い込みもこれまた危ないものです…。
本当であれば、「杉山清貴とオメガトライブ」の頃からの楽曲を集めた盤が何処かにはあるはずなんでしょうけど、発見できたのは、「1986オメガトライブ」のデビューアルバム「Navigator」。この盤に「君は1000%」が収録されています。
1986と名のつくぐらいなのですから、1986年の楽曲なのは言うまでも無く…。詩の中に「ハレー(彗星)」が出てくるところも、いかにも1986年の時代を感じさせますね…。この年に地球にハレー彗星が再接近したんでしたっけ…。
そして、この日記を書いている人が1986年の生まれの人だと言う……。この楽曲が巷で流行っていた頃に生まれた人物が、24年経つとこのような人間になる訳です…。きっとリアルタイムでこの楽曲を耳にしていたマイミクさんもきっといるはず…。
それにしても、カルロス・トシキのボーカルは爽快感すら感じさせるものがありますね。そもそも杉山清貴の時代から、オメガトライブはこういう爽快なイメージをもつ楽曲が多いですし。曲調も1980年代ならではというか、個人的にはこうしたテンポの曲はよくヒットし易いです。私の声域にも合いそうな楽曲だけに、カラオケでもやってみたいなあ…と最近思いつつ…。
1986年生まれの人物が、1986年にヒットした楽曲を過去にリアルタイムで聴いていたような感覚で聴けるのは、何故なんでしょうか…? やっぱり時代錯誤に生まれてきてしまったのか…どうなのか…。
(921文字/mixi 日記「(1,255)君は1000%(2010/05/07)」を編集)(3,606)貴重なLP盤
黄金週間中の火曜日に、友人の勝手な理由で、安長の開放倉庫(http://
中古のCDなんかもそこそこあるのですが、個人的なストライクゾーンとなる楽曲は、CDよりも、むしろLPやEPのほうが多かったりする…。ただターンテーブルを持っていないので、LPやEPがあっても聴くことができないという…。
中には、来生たかおの「浅い夢」「ROMANTIC CINEMATIC」「Etrange」「Only Yesterday」の4枚のアルバムのLP盤がありました。持っているだけでも非常に貴重なアイテムなのですが、買おうか買うまいかで迷っているところ…。LP仕様にはボーナストラックなどがなく、曲順も全然違うものがあって、非常に貴重なんですけどね…。
楽曲はウォークマンに入れているものと同じですが、ターンテーブルに乗せて、針を落として聴いてみたら、また違った感じになるんでしょうね…。微妙に入るノイズ音とかもLPならではでしょうし…。一度だけ、中島みゆきの「忘れな草をもう一度」のアナログ音源を聴かせていただいた時に、微妙なノイズ音が逆に良かったですし…。
さすがに、私の歳では、LP、EPは12cmCDや、CDシングルにとって変ってしまっているために、CDでお目にかかったことのある盤でも、LP盤になるとだいぶ違うんですよね。12インチ(30cm)の大きさはなかなかの圧巻です。そういえば、8cmのCDシングルもいつの間にか姿を消して、見なくなりましたね…。
その以前、LP盤もあわせて発売されていた頃の、CD盤のライナーノートは、ジャケットを印刷したものを表紙にして、LP盤の大きなライナーノートをCDサイズに折りたたんで挿入されていたようですね。今でも「安全地帯6」(1988年)のライナーノートはLP仕様の大きなものが入っていますし…。ただ、これも2009年の再リリース化に当たって、改変されていなければのお話ですが…。
とはいえ、今やLPやEPとなると、再生できるものも限られてきているだけに、中古でもCDを探してしまうことが多いのですが、なかなかお目にかかれない貴重なLP盤を見つけられたというのは、なかなか無い発掘だと思います。近日中に、あっても聴けないのですが、出直してLP盤の来生さんのアルバム4枚を確保して来ようかと…。
安くでターンテーブルも見つかるといいんですけどね…。中古といっても、相場が分からないんですけど…。
(1,226文字/mixi日記「(1,252)貴重なLP盤(2010/05/04)」)
(3,573)青い闇の警告
俺は心を変える 俺は心を変える
上り下りの気持ちじゃ 好きなあの子に会えない
悩むテレビのあとで 迷うラジオが終わり
俺の熱意も続いて フェイドアウトに消え去る
青い闇がささやく こんな夜は気をつけて…
井上陽水の楽曲に「青い闇の警告」というのがある。1978年のアルバム「White」の最初1曲目の楽曲ではあるものの、私はこの盤を持っておらず、レコーディングされたものをまだ聴いたことが無かったのだが、webに落ちているYoutubeの動画で初めて耳にかかった楽曲。陽水さんの楽曲は総てのアルバムを耳にすると、あまりにもお腹いっぱいになってしまうので、実は全部の盤を聴くまでも無いのかな…と。
以前からこういう楽曲があるというのは、ディスコグラフィなどで知っていたものの、初めて耳にして、ある意味衝撃を受けた楽曲。とりわけ、ここでも掲載しているような、いちばん最後のフレーズ。陽水さんらしい詩と言えばそうなのだが、どうも突き刺さるものを感じるのは気のせいだろうか…。
この「青い闇の警告」。陽水さんにもかつてあった大麻所持で逮捕され、拘留されていた留置場で作った楽曲だと言われている。結局、執行猶予となり、服役することはなかったものの、この執行猶予中に発表したこともあって、アルバム「White」はヒットしなかったと言う曰くがある。留置場で書いた楽曲というのも、詩を聴いていると、なんとなくそういう雰囲気も感じられる一曲だ。
とはいえ、こういう系統の楽曲は、1970年代末期の陽水さんの楽曲にはありがちなメロディラインでもあって、耳に残り易い楽曲でもある。個人的には詩もさることながら、メロディラインもとても気に入っている楽曲でもある。アルバムを持っていないので、近日中に湖山近辺のレンタル店で、探してみることにしよう。鳥取ならば、意外と古いオリジナル盤のものがまだレンタル落ちすることなく残っていることも多い。ちょっとした刺激のある衝撃的な楽曲だが、陽水さんらしい一曲でもある。
(736文字/mixi日記「(1,239)青い闇の警告」(2010/04/13))
(3,550)誕生
Remember 生まれたとき 誰でも言われたはず
耳を澄まして 思い出して 最初に聞いた Welcome
Remember 生まれたこと
Remember 出会ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして憶えていること
中島みゆきの「誕生」と言う楽曲。この日記でも、何度も書いている記事ですが、甥っ子の誕生などもあったり、今日のような日だからということで、書いたりもしてきました。特段、中島みゆきの楽曲ではいちばん好きな楽曲でもあり、いちばん万人に聴いていただきたい楽曲だと思っています。そうでなければこんなにも回数を重ねて書くことは決してしません。
これまで、テキストだけでどんな楽曲なのかを記事の中に埋め込むことが出来なかったので、今回はYoutubeの動画ですが、「誕生」のフルコーラスを一緒に載せておきます。私にとってのカラオケの締めの楽曲でもあるのですが、この楽曲ほど感情が移入し易い楽曲はなかなかありません。
1992年のアルバム「EAST ASIA」に収録されている楽曲ですが、シングルでもリリース(両A面シングル。もう1曲は「Maybe」)されたこともあり、90年代の楽曲でもよく知られている方ではないかと思います。この時期「空と君のあいだに」「旅人のうた」のミリオンヒットで影に隠れてしまいがちな曲も多いのですが、この曲の存在感は大きいです。
そして今日、誕生日を迎えてしまいました…。24歳ですよ…。いつの間にやらこうなってしまったのか…。
自分の誕生日という理由もあるのですが、交流のある親しい方の誕生日にもこの楽曲を捧げたい楽曲でもあるのです。誕生日が同じだったり、近い方はそうそういないだろうと思っていて、ましてや3月31日の前後一日なんて…と思っていても、やっぱりいらっしゃるものなんですね。
いや、自分にとってはもう何百回、数千回と耳にしている楽曲ですけど、誕生日が近づいての「誕生」は個人的に格別のものがあります。今日明日、明後日それ以降に誕生日を迎える方に…ささやかながら私からのメッセージということで。 そして自分への誕生日の祝いとして…。
明日以降の来年度はまさに、公務員試験だとか修論だとか、その裏で暗躍が期待される同人活動だったり…個人的には非常に正念場の一年になります。「24」と言う数字はキリのいい数字だけに、鮮やかなキリ口で試練をキリ抜けられるようにしたいものです。達成すべき(しなければならないものも含め)目標が多いこの一年、実のある一年にもしたいものです。
今年一年、きっと波乱になるだろうな…。卒業まではきっと…。
(965文字/mixi日記「(1,227)誕生」「(1,228)24」を加除訂正して転載)
(3,509)この国に生まれてよかった
先日の2月28日は、村下孝蔵さんの誕生日でした。東京に行ってたりして余裕を持って書くことができなかったので、ちょっと遅れての記事になります。もう亡くなってから11年…。存命だったら、57歳になっているはずなのですが…。
ご存命で、未だに曲を書いてたら、さらに味のある深い楽曲を書いてただろうな…と思わずにはいられません。似たような系統の楽曲として、来生たかおさんがいますが、先ごろ絶盤で手に入らなかったアルバム「Purity」の中の「渇いた季節」と言う楽曲のように、歳を重ねるごとに、より哀愁味を深く帯びた楽曲が印象的に思えてくるのです。きっと村下さんも例外なくそうだったんだろうな…と。
今回のコスカの新刊では、「西陽のあたる部屋」というサブタイトルを付けましたが、これは村下さんの1988年のアルバム「恋文」にある楽曲です。アルバム「恋文」も比較的早い段階から持っていた盤ですごく気に入っている盤です。80年代後半の郷愁を感じさせる楽曲が多いんですよね…。今回は「西陽のあたる部屋」をもとに、マンガ6pを描きました。アナザーストーリーとして、しーちゃんを主人公にしたマンガです。
中面のコラム「薄暮抄 -西陽のあたる部屋-制作ノート」にもこのような話題を書いています。個人的にもとても気に入っている楽曲なのです。
村下さんの楽曲はどれも捨て難く、どの曲も佳曲なのはいうまでもないのですが、個人的にいちばんの楽曲を選べと言われれば、「この国に生まれてよかった」でしょうか。
1991年のシングル、その翌年にアルバム「名もない星」に収録されたもの。長らく「名もない星」が生産中止だったために、耳にかける機会がすごく少なかった楽曲です。ハウス食品のわさびのCMにも起用されたものです。
また、晩年コンサートツアーに尽力していて、新作の楽曲をレコード化することがなかった(1999年の「同窓会」でシングル曲と未発表を収録)のですが、このコンサートツアーでよく、「この国に生まれてよかった」を歌っていたというのを、アルバム「同窓会」のライナーノートにあったのを覚えています。ライブ音源でも未発表なのですが、ライブテイクがあったら是非とも聴いてみたいと思っていたものです。
さすれば、いつ何処でのものかは分かりませんが、「この国に生まれてよかった」のライブテイクがあるんですねー。レコーディングのものよりも伸びがあって、心地よく聴こえて来ます。こうした日本の美しい原風景を描いた楽曲は、個人的にはすごく好みです。
「初恋」「踊り子」ばかりが注目されがちな村下さんの楽曲も、掘り下げていけば、佳曲は溢れるほどに存在します。これをきっかけに、村下さんの楽曲に興味を示していただけると幸いです。心の琴線に響くはずです…。
(1,161文字/書き下ろし)
(3,481)Purity
楽曲の趣向性があまりにも歳相応ではない私にとっては、楽曲を探すにしても、既に絶盤になってしまって、手に入れることが出来ない盤も多いです。過去には村下孝蔵さんの「名もない星」「野菊よ僕は…」が絶盤で手に入らないと言うこともありましたが、現在は再生産がなされるようになった盤もありますが、一度絶盤になってしまうと、手に入れるのも容易なことではありません。
以前、特別にリリースされた21枚組みのCO-BOX「来生たかお大全集」を持っている知人から借りて絶盤で手に入らない、来生さんの楽曲をほぼコンプリートまで行ったのですが、それでも、まだ最近出された盤がまだ手元にはありません。13年ほど前のものですが、それですら、手に入らない状況です。
ちなみに、「来生たかお大全集」ももう絶盤で店頭在庫が切れれば、手に入れられる可能性は限りなく無くなるでしょうね…。これをバラ売りして、四度目の再リリースしてもいいと思うんですけどね…。
そこで、来生たかお大全集に収録された時期よりも後の近年の盤で、絶盤になっている「Purity」をヤフオクで見つけたのと、即決で落札できたのもあって、手に入れました。この盤は、レーベルをキティからコロムビアに移籍してリリースされたもので、現在はインディーズレーベルで盤を出しているのと、コロムビアでリリースしたのがこの1枚だけなので、再生産される可能性は絶望的です。1997年のアルバム。
3年前に大全集を借りて、21枚組の盤を消化しきったところで、新しい楽曲が聴きたいという思いと、絶盤で手に入らないというもどかしさもあり、手に入れる方法は無いものか探した結果がヤフオクだったという…。このほかにも、大全集に収録されているアルバムもヤフオクで出ているのですが、大全集ですら絶盤になっている以上…いずれも手を出したくなる盤です。音源自体はあるんですけどね。
まだこれからじっくり聴こうと思っているところですが、1回ざらっと聴いてみただけでも、非常にいいです。「黄昏がえり」や「闇雲」「水色の六月」が印象に残り易い楽曲に感じています。時間をかけつつ吟味していきたいと思います。
ちなみに、「Purity」というタイトル。一昨年の夏のこみトレ12で、発行した「トワイライト・ゾーンⅢ」のサブタイトルにも起用したものです。
「トワイライト・ガール」の学校制服本でしたが、基本的にはお姉さんたちに彼女たちの高校の制服を、妹たちには、中学校の制服を着せてみた本でしたが、この本もまだ2刷目の在庫がまだ数部ほどあります。タイトルにもあるように、うちの看板娘はみんな「純粋無垢」なんですって!
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